介護デイサービスWithで働き始めてから今年で丸9年目になります。現在は、根岸のスタッフとして勤務していますが、入社当初はWith千駄木で働いていました。台東区で新たにWith根岸を開所するタイミングで、人事異動となりオープニングスタッフのひとりとして、忙しくしていたころがつい最近のことのようです。
前職では、介護とはまったく関係のない伝票の製本をする仕事をしていました。その後は、いくつかの職場を経験し、新しい知識や技術、経験を積み、縁あって介護の道に進むことになりました。そこからは本当にあっという間で、Withに入社してからの9年間も一瞬だったように感じます。
介護職員の仕事は、送迎や食事、入浴、排泄などの身の回りのケアが主な業務で、利用者様と関わる仕事がほとんどです。だからこそ、利用者様との想い出は鮮明に残っており、特に記憶に残っているのが根岸から再度人事異動で千駄木の施設へ行き、また異動で根岸に戻ってきた時のことです。
千駄木への人事異動が決まった際、私は根岸でずっと頑張りたいという気持ちと今一緒にいる利用者様と離れる寂しい気持ちがあり、後ろ髪を引かれる思いで千駄木へ異動しました。
その数年後、また根岸に戻れることとなり緊張しながら異動日を迎えると、当時いらっしゃった利用者様が笑顔で迎え入れてくれたんです。それに、数年経っているのにも関わらず私のことを覚えていてくださっていて、その時の暖かな気持ちはずっと心に残っています。しかも、その利用者様はまだ根岸を利用してくださっているんですよ。本当に嬉しい限りです。
そんな私が仕事をする上で一番大切にしていることは「寄り添い」です。利用者様の状況やニーズは人によって異なり、適切なケアを行うためには寄り添い、話を聞くことが大切です。特にデイサービスの利用者様は健全な方だけでなく、病気をお持ちの方であったり、足腰に不安をお持ちの方もいらっしゃいます。だからこそ、これからも丁寧に話を聞き、その人その人に合ったケアの提供を心がけていきたいです。
西澤施設長より
入社歴が長く、包容力がある早苗さんは私にとってお姉さんみたいな人です。フロアにいると心強く、安心して仕事を任せられるスタッフの一人です。